【上級者になるために】絶対に抑えるべきゴルフスイングのポイントは２つだけ！

こんにちは！社会人競技ゴルファーのヒナタゴルフです。

今回は、学生時代から９年間で４人のコーチに教えを受けた私が考える「抑えるべきゴルフスイングのポイント」を解説します！

スイングのゴールが明確じゃない人が多い

私は中学3年生から社会人1年目までの間、４人のプロからレッスンを受けてきました。

同じレッスンプロとはいえ、地元スクールのレッスンプロからPGAツアー優勝経験者のコーチまで経歴は様々。

4人からレッスンを受けた私が強く感じるのは、「スイングにおけるゴールを明確にすることの大切さ」です。

いいコーチは、スイングにおけるゴールを明確にし、そのゴールから逆算してレッスンします。

一方、質の低いコーチはゴールを明確に描かず行き当たりばったりのレッスンをします。

皆さんには、スイングにおけるゴールを明確にした状態で日々の練習に励んでほしいと思います。

ここからは、スイングにおけるゴールとは何か、説明していきます。

多くのプロに当てはまるものになりますので、この記事を読んだあとにプロのスイングを見ることをオススメします！

スイングで抑えるべきポイントは２つ

ゴルフスイングで抑えるべきポイントは２つだけ。

この２つさえ抑えていれば他の部分の動きがどれだけ特徴的でもOKです。

スイングプレーン

アドレスを後方から撮影した画像からチェックしましょう。

シャフトの延長戦に赤線を、ボールと首を繋いだところに青線を、その中間に緑線を引きましょう。

トップからインパクトにかけて、クラブヘッドが赤線と青線の間から下りてくることがナイスショットの第一条件です。

緑線部分から降りてくるのが、一番安定したスイングになります。

スイングプレーンはボールの出玉に影響します。

プレーンがインサイドアウト（赤線より下）だと出玉が右にでます。

逆に、アウトサイドイン（青線より上）だと出玉が左になります。

引っかけやプッシュアウトを直すためには、ヘッド軌道を修正するのが最重要です。

フェースの向き

ボールに当たる瞬間のフェースの向きはボールの曲がり方に影響します。

インパクトの瞬間、フェースが開いているとスライスに、閉じているとフックになります。

インパクトのフェース面を確認する際には、ダウンスイングでグラブが地面と並行となる時点でのフェースの向きをチェックするようにしましょう。

フェース面が地面と垂直〜前傾角度の間くらいに収まっているのがベストです。

この時点で上を向いていたら開いており、下を向いていたら閉じているということになります。

実際に、画像のフェース面も垂直から若干下を向いていることがわかります。

重要：スイングプレーンとフェース面を組み合わせて考える

スイングプレーンはボールの出玉に、フェース面は曲がりに影響すると説明してきました。

これらを組み合わせて考えると、球筋を見ればどういったスイングなのかがわかるようになります。

（例）

右プッシュアウトスライス：スイングプレーンがインサイドアウト（赤線より下）・フェース面が開いている

引っかけスライス：イングプレーンがインサイドアウト（青線より上）・フェース面が開いている

球筋を見てミスショットの原因が分かれば、ラウンド中のスイング修正も可能になります。

スイング撮影の注意点

スイング撮影時には、必ずアドレス時の手の高さ＆真後ろから撮影するようにしましょう。

撮影位置が上すぎたり、斜めから撮影するとスイングプレーンを正しく把握できなくなります。

スイングの撮影には▼のようなスマホホルダーがあるとやりやすいのでオススメ。

スイングのゴールから逆算して考える

目指すべきスイングプレーンとフェース面がお分かりになりましたでしょうか？

これこそが、「スイングのゴール」です。

多くのゴルファーは、スイングプレーンとフェース面が及ぼす影響を理解せずに練習を繰り返します。

練習の際には必ず自分のスイングを撮影し、スイングプレーンとフェース面を確認することから始めましょう。

例えばアウトサイドイン（＝スイングプレーンに問題あり）の場合、まずその原因を考えます。

（テークバックを外にあげている？トップから体の開きが早すぎる？など）

この仮説に基づき体の動きを修正し、スイングプレーンが改善しているかチェックします。

改善していなければ仮説は間違っていたということなので、別の仮説を立てて修正し続けます。

これこそが、最も効率的な練習です。

”何となく”でスイングを変えることはやめて、根拠に基づいた練習をするように心がけましょう！