こんにちは!ヒナタゴルフです。
今回は、上級者を目指すために必要な「ネガティブ思考」について解説します。
マイナス思考は悪くない!ネガティブを上手に使いましょう!
イチローから学ぶネガティブ思考
日本人なら誰しもが知るスーパースター、イチロー。
イチロー選手は、自らの打球が飛んだ際、相手野手に「捕ってくれ」と意識するようにしています。
アウトになると思った打球がヒットになると、精神的にプラスに働くからです。
イチロー選手同様、タイガーウッズ選手もネガティブ思考を身につけています。
相手がパットを外したら自分の優勝が決まる。そんなシーンで、相手のパットに対して「入れ」と祈るというのです。
もし「入るな」と念じた相手のパットが決まった場合、気持ちが落胆してしまいます。
いかに自身の気分を落ち込ませないか考えた結果、こういった思考を身につけたのです。
どんな世界でも、トッププロはネガティブ思考を忘れません。
ラウンド中のメンタルケアのためには、この思考を身につけることが超重要です。
それでは、ここからは実際のラウンドで考えるべきネガティブ思考について解説していきます。
打球が林に入ったとき
打った球がOBゾーンに向かって入っていったとしましょう。
林に向かって歩く時、どうしても「残っててくれ」と思ってしまうのではないでしょうか。
ここで考えるべきは、OBに入ってしまったという最悪シナリオです。
ミスショットなのだからOBに入っていたとしても仕方がない、と考えて林に向かうようにしましょう。
万が一OBだったとしてもショックが少なくて済み、次のショットを平常心で迎えることができます。
もしOBに入っておらず、ボールが残っていたとしたら、「ラッキー」と思ってノッていけるはずです。
最悪シナリオを想定することで、自らの気分を上げていくことができるのです。
今の状況における”最悪のミス”を考える
ショットを打つ前には「最悪のミス」を必ず考えるようにしましょう。
右OB・左バンカーのティーショットであれば、最悪のミスは右に曲げることです。
例えば、右OBを避けて左のバンカーに入れたとしましょう。
最悪のミスを考えずフェアウェイばかり狙っていると「なぜ曲げてしまったんだろう」と自分を責めてしまいます。
しかし、右OBが最悪だと分かっていれば、「最悪のミス」を避けた自分を褒めてあげることができます。
ショット前の考え方を工夫するだけで、結果に対する気分を180度変えることができるのです。
ギャンブルショットへの考え方
林からのギャンブルショット、根拠なく挑戦して大怪我した経験はありませんか?
ギャンブルに挑戦するか悩んでいる時、一つ前のミスショットを思い返すようにしましょう。
ひとつ前のショットでこれだけ曲げた自分に、この隙間を狙う精度はあるのか?
これを考えるだけで、冷静に判断することができます。
決してミスショットをした自分を責めるという意図ではありません。
ひとつ前の結果を参考に、健全なネガティブ思考を持つことで、大怪我を避けることができるのです。
同伴競技者の失敗を祈らない
同伴競技者のプレーやスコアに影響されやすい方も多いのではないでしょうか?
自分よりドライバーを飛ばされたら、自分よりピンに近づけられたら…
同伴競技者のショット一つひとつに一喜一憂してしまうことは誰しも経験済みだと思います。
同伴競技者のプレーを気にしないのが一番ですが、どうしても気になる人は常に成功を祈るよう心がけましょう。
冒頭紹介したタイガーウッズの思考と同様ですね。
これはゴルフに限らず、学業や仕事にも応用できる思考だと思います。
他人も自分も成功する、これが最高だという考えをクセにするようにしましょう。
まとめ
上達に必要なネガティブ思考について、説明してきました。
必要なのは、”健全な”ネガティブ思考です。
ミスをした自分を責める必要は一切ありません。
上手に思考を利用して、スコアアップを目指しましょう!!
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